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September 20, 2006
『怒れる教授 - 彼は間違っていたのか?』
まずは上の映像を見てもらいたい。ネット上をうろうろして、たまたま出くわしたものだ。 恐らく大学の教室だろう。教員が話をしていると突然ケータイの呼び出し音がなる。一番前の列に座っている学生のものだ。なんと学生はそのまま電話に出て小声で話し始める。その学生に教員が静かに歩み寄っていき・・・。 このような状況を僕も一度だけ経験したことがある。状況のあまりの信じられなさに呆気にとられ、どのような対応をすれば良いのか分からず混乱してしまい、ヘタレな僕は学生が話し終えたあと軽く口頭で注意するだけしかできなかった。 はたしてこの教員の対応は受け入れられるものなのだろうか。それとも行き過ぎた対応なのだろうか。 この映像のコメント欄ではなかなか興味深いやり取りがある。学生の私物を破壊するのはやり過ぎだ、対応がプロフェッショナルではない等の意見。逆に、教室を静粛な状態にするようコントロールするのは教員の義務、そもそも学生の行為があまりに酷い等の意見。ざっと見たところ、教員の対応への批判が7割、逆に理解や同情が3割といったところか(この映像が「やらせ」ではないかという指摘もあるが、この際その可能性は無視する)。 僕個人的には、このような対応はしない(できない)とは思うが、それでもこの教員の心情は察して余りある。この学生の行為は教員に対してだけでなく、この教室にいるすべての者への侮辱とも言って良い。学生に対してより良い授業を提供したいと強く思い努力している教員であれば尚更その思いは強いだろう。 僕は法律の専門家ではないので、この問題の法的な是非について詳しいことはわからない。ただ、もしこの教員がこの学生から訴えられたら、少なくとも教員側が完全に勝つことは難しいのではないかと推測する。残念ながら。 この問題、皆さんはどう考えますか? 皆さんの意見が聞きたいです。 Posted by MK @ 12:36 PMCategory : Teaching - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 携帯電話を壊すのは少しやりすぎかと思います。 - - - - - - - - - - まぁ法的なことに関してはMKさんの書かれている通りでしょうね。ただ最近思うのは「携帯電話がそんなに邪魔ならジャマーを設置したら?」ということですね。実際そんな高いものでもないし広域に対応する業務用のものもあります。 - - - - - - - - - - 大人には大人の理論がある様に、子供には子供の理論があります。 遅刻したのはママが起こさなかったせいだし、ちゃんと起こしたと言っても起きるまで声を掛けないと起こしたうちに入らないとの事。宿題をやらなかったのは先生がうるさく言うのでやる気をなくしたせいらしい。 この場合は、教室に電波が届くのが悪い! でしょうか。 怒っても諭しても呆れてもしょうがないので一旦授業を中断して心ゆくまで話してもらい、通話が終わるまで教室のみんなでじーっと生暖かく見守る、ってのはどうでしょう。まともな神経をもった者ならそこからなにかを学ぶと信じたい今日この頃ですわ。 Posted by: shim : September 20, 2006 10:31 PM- - - - - - - - - - 素直に教授業も大変だなぁと思いました。 Posted by: Yoshinaga : September 20, 2006 11:30 PM- - - - - - - - - - あ、あと、器物損壊はまずいんじゃいかと。 - - - - - - - - - - 皆さん、コメントありがとうございます。
詳しい解説ありがとう。やっぱり民法上の判断が難しいですね。恐らくアメリカなら、学生が普通に訴訟に持ち込むのでしょうが、日本では訴訟の(社会的)コストが大きいので、学生側はなかなか訴えられない。結局問題は何も明らかにならないまま忘れ去れていく。よくあるパターンです(笑)。
ご無沙汰してます。元気にしてますか?
最近のジャマーの性能ってすっごく上がっているらしいですね。けど、この「技術によって生まれた問題を技術によって解決する」ことの問題は意外に深いです。このイタチごっこの最果てに、より良い社会が待っているのでしょうか・・・。
結局、世代間の理解や認識のギャップに行き着きますよね。もしかしたらお互い理解し合えると思うことが幻想なのかもしれません。そもそも違う存在として認めて、性急に答えを出すことをしない我慢強さが必要なのでしょうね。
他人の私物を破壊したことは明らかにネガティブ要素ですが、問題はそれを正当化できるような別の理屈が成立するのかということですね。
この教員の心の中にある怒りや憤りが分かるだけに、この映像をサラッと流せない自分がいる訳です。 この対応が褒められたものではないことは間違いないですが、このような状況が教室で起こり得る時代の大学で働く人間として、どうにもこうにも遣る瀬ない気持ちになってしまうわけです。 そもそもネットやケータイが大人になってから目の前に現れた世代と、物心ついた頃には当たり前に回りに転がっていた世代とでは、その「存在」が持つ意味がまったく違うのでしょう。 僕も含め、上の世代では、いくら使いこなそうが、結局いつまでもどこか「異物感」が残る。けど、ネット/ケータイ・ネイティブ世代はそれらが生活のなかに深く埋め込まれてしまい同化しているといっても良い状態なのかも。ケータイが異質な「存在」として気になって仕方がない教授に対して、この学生にとっては教授に衝撃的な対応をされたことで初めてケータイの「存在」を認識したのだという構図か。 いやほんと、この問題は新しくて古い問題ですね。これまでもいろんな新技術が辿ってきた道と同じようにケータイも辿るのでしょう。しかし、そのスピードはこれまでに無いくらい早いのかも知れません。 また何か機会があれば、この問題のついても論じてみたいと思います。 あっ、それと、学生の皆さんは、今度私がこの映像のような対応をしてもビックリしないでくださいね。実際に経験してみないと分からないことってたくさんありますから、突然やってみようと思うかもしれませんので(笑)。 Posted by: kakihara : September 21, 2006 09:10 PM- - - - - - - - - - お久しぶりです。先生のblog久々に覗きました。 もし本当に重要な電話なら、教室を出てかけ直せば言い訳で。 訴える訴えられる以前に、一人間としてやってはいけないこと、やったら注意される、注意されて直す文化・意識が日本人には欠如し過ぎだと思います。 また、これは話しが大きくなるかもしれませんが、自由の意味をはき違えている学生が日本には多いことに、私は気になります。当たり前を当たり前に行うことが、社会の中で生きる人間の最低限のモラル・マナーではないでしょうか??? ってか、日本語になってないですね(笑)ご免なさい。前以上に支離滅裂です。 Posted by: RYU : September 24, 2006 11:34 AM- - - - - - - - - - この映像にはとても考えさせられますね。 少なくともこの生徒は反省するでしょうね。 Posted by: JODY : September 27, 2006 12:49 AM- - - - - - - - - - ご無沙汰しております。投稿から少し時間がたっていていますけど、書いちゃいます。 彼のしたことの善悪だけをいうなら、善とは言えないけど気持ちはわかる。 私はあらかじめ1回目の講義で「受講の手引き」を配って、私語、携帯の利用などを禁じていています。違反者は学籍番号および氏名を控えた上で名簿から削除です(これももちろん書いてる)。 ちなみに、すでに何名か名簿から削除しました。講義中に「学籍番号と氏名の確認、退席のお願い、名簿削除」を2分くらいでするわけですが、たった2分で教室内の空気がめっちゃ変わります。みんなドン引きです。 Posted by: きむら : October 3, 2006 06:13 PM |
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当然、壊すのは問題があるが、もし私が講義をしている立場なら
学生証を取り上げ、その講義の成績は0点
もし、電話が鳴る程度なら口頭で厳重注意
理由は、関学では講義の出入りが自由な筈なので
その場で出る必要が無い。
音が鳴るのも必要以上に話をするのも講義妨害にあたり
講義進行者が良くても聞いている他の学生が迷惑
法学部も酷いが商学部の方が遥かに酷い
何回か注意をした事があるが一度、逆切れされた。
〆てやろうかと思ったが、講義後にそいつに寄って行くと、
その学生のあまりのビビリ様に30手前の親父がすることで
はないと思い直しまた、呆れたので止めておいた。
因みに、法的なものでは、
学生側からは器物損壊で訴えれる(刑法)位でしょうね。
学生に常習性が認められれば、業務妨害が適用出来るかも知れませんね。
以上刑法
民法では双方、不法行為を適用可能だと思いますよ。
まぁ、ある程度は相殺されるでしょうが。
結論としては教授側が不利。
Posted by: ふっちー : September 20, 2006 02:40 PMただ、日本の社会上での制裁は学生側に不利になり、
学生は訴えないで終了となる確率が高いと考えます。