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May 28, 2005
『久々の・・・』

ご無沙汰しておりましてスミマセン。今年に入ってから、なんとか週1本ぐらいのペースでこのブログを書いてきたのだけど、やっぱ新学期始まったとたん息切れしちまいました。特に、GW休暇周辺は強烈な忙しさで瀕死状態。とはいっても、書くネタは腐るほどあるし、書く時間がまったくなかったといえば嘘になるので、まあただの怠慢つーことで。

随分とあいだが空いてしまったので、なにから書けばよいのか分からないが、ひとまず4/25に国際大学GLOCOMであったシンポジウム「ライブドアによるニッポン放送買収問題をどう捉えるか」のことからでも。

件のライブドア問題は世間的には決着ついたような感じにはなっているけど、一連の経緯や出来事がきちんと総括されているかといえばまったくそうではない。メディアのお祭り騒ぎとはほんとに怖いもので、ひとたび観客の興味が薄れ始めると、驚くべきスピードであっという間に幕を閉じる。あれだけ騒ぎに騒いだはずなのに、「祭り」が終わると誰しもが何事もなかったかのようにまた新たな「祭りのネタ」を探し始める。相も変わらず例のテレビ局は、何の変化もなく、朝っぱらから鬱陶しいバラエティー仕立ての番組を流し続けている。

行ってきたのは、そんなライブドア問題を、暫定的ではあるけれども、しっかりと整理しておこうじゃないかというシンポジウムだった。その様子はこちらに掲載されている。予想通り、議論をうまく整理してくれるのは宮台氏。ご丁寧に、当日のご自分の発言だけを抜粋してブログに載せてくれている。あと、間接的にだろうけど、間違いなくこの問題に関与していたと思われる切込隊長こと山本氏も、圧倒的な情報量・知識量で、議論をガツガツ前に進めてくれる。ただ、切込隊長がこのシンポジウムの最中にずっと髪の毛の寝癖を気にしてか後頭部をグリグリまさぐっていたのが気になって仕方なかった。

僕自身のライブドア問題への関心は、メディア論とかジャーナリズム論とかそこらへんには無く、企業のガバナンスの問題にあって、この点に関しては、岸本氏の「ポイズンピルなどを使った企業防衛策よりも、配当を増やして株価を高値安定させる方が結局は一番効果的」という発言が特に興味深かった。ライブドア問題以後、慌てふためいてポイズンピル等の企業防衛策の準備を始めた企業が多数あるようだが、本業の収益性を高めて企業価値を向上させるという当たり前の企業努力をせずに、にわか作りの防壁を築くのはそれこそ本末転倒というものだろう。

このシンポジウム参加後、遅れに遅れまくっていた論文の執筆がマジでやばくなってきたので、書き始めるも遅々として進まず、結局そのままGW突入。1本は学内紀要への執筆、1本は英文ジャーナル論文の校正、もう1本は夏前の学会用の論文の最終版提出と、計3本の論文を抱え、さらにGW休暇明けすぐに東京の某大学にてセミナーのスピーカーとして呼ばれていたので、それ用のプレゼン資料も作らねばならず、世の中の人が長いGW休暇を楽しんでいるなか地味に研究室でパソコンに向かう自分にホトホト嫌気がさす。

というわけで、昔のサラリーマン時代にも勝らずとも劣らない強烈な忙しさだったが、なんとか乗り切って、今月半ばにはちょっとばかり生活が落ち着く。しかし、その後も学内業務、ゼミ運営、宝塚プロジェクト、関学OB/OG組織との新規プロジェクトなどなど、仕事は続々と入ってくる。いろいろとやっつけ仕事でほんとスミマセン・・・。

そうそう、ゼミのほうでは、希望者のみで経営戦略論を勉強するサブゼミを新たに開くことにした。うちの学部ではなぜか経営戦略論の講義がないので、それを補う意味でもやる価値はあるかなと。

まずは3年生のゼミ生を中心にしてスタートさせて、就職活動が終わりつつある4年生ゼミ生もぼちぼち参加しつつ、10人程度で行う予定。テキストは思い切ってバーニーの「企業戦略論」三部作にした。学部生にはちょっとキツイかも知れないけど、どうせやるならタフなヤツをというわけで選んでみた。やる気のあるメンツでタフな勉強をしてみる。なかなか楽しみなサブゼミになりそう。

来月は学会発表が2週続けてあり、別件で東京出張などもあって、また忙しくなりそうだが、まあぼちぼち頑張っていきまっしょい。ただ、目前に迫ってきている梅雨の季節がちと憂鬱かなぁ。

Posted by MK @ 02:40 PM
Category : Miscellaneous
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