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March 28, 2008
『退職のお知らせ』

一部の方には突然のお知らせになってしまいますが、この3月末をもって、現在の職場である関西学院大学商学部を離れることになりました。月末まではまだ少し日が残っておりますが、今日が事実上の最後の日ということで、ご報告させて頂きたく存じます。

これまで5年間の関学での教員生活において、様々な方々にお世話になって参りました。初めて大学で働くことになり、右も左も分からないでいた僕を支え導いてくださった多くの同僚の先生方や事務の方々には深く深く感謝致しております。また、学外でお世話になってきた多くの企業・組織・団体の方々にも様々なご協力やご助力を頂きました。さらに、これまで様々なかたちでお付き合いさせてもらいました多くの学生の皆さんにもお礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

今回の退職は、関西学院大学を離れるということだけでなく、大学教員の仕事そのものからも離れることになりました。来月4月1日からは、久しぶりにまた企業で働くことになっております。職場も住居も東京に移ります。新しい仕事が始まりましたら、改めて皆様にご挨拶させて頂こうと思っております。

このサイトはこれまでずっと柿原個人で運営して参りました。4月以降も私個人が運営する私的なサイトとして細々と続けていきたいと思っておりますので、またお暇なときにお立ち寄り頂けましたら幸いです。

本来であれば、お世話になった方々には直接ご挨拶にあがるべきところですが、このようなご報告で失礼することご容赦くださいませ。本当にいろいろとありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

柿原正郎

Posted by MK @ 12:03 AM
Category : Notice
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March 27, 2008
『それぞれの旅立ち』

今年もこの時期になった。毎年恒例の行事なのだが、それでも毎回新鮮な気持ちになる。教え子を送り出す。ただそれだけなのだが、やはり2年あまりかなりの深さと近さで付き合ってきた若者たちを送り出すというのは、やはり感傷的な気分にならざるを得ない。

送り出すゼミ生も今年で3期目。1期、2期とも違って、これまた個性的な面々が集まった学年だった。一言で言えば「やんちゃな奴ら」だった。

僕はこの「やんちゃ」というのをある時期の若者が持つべき重要な要素だと思っている。得てして最近の学生は、お利口でお行儀が良く、なんでもそつなくこなすスマートな若者が多いのだが、そんな「収まりの良さ」は僕は正直あまり好きではない。せっかく若いのだから、大人が決めた枠組みや慣習などを窮屈に感じ、葛藤しながらそれを乗り越えていったり壊していったりするような「若者が持つべき当然の若者らしさ」が僕は好きだ。

今回卒業していったゼミ3期生は、そんな「若者らしさ」を存分に持っていた連中だった。彼らと接していると、こちらまで元気になるばかりか、自分ももっと頑張らないといけないと、叱咤されるような気分にもなった。彼らのやんちゃぶりには時には非常に困らされることもあった。それも今となっては懐かしい宝物のような思い出だ。

彼らのおかけで僕もいろんなことを気づかせてもらった。シンプルにいえば、「挑戦」、この一言に尽きる。ここ数年、歳を重ねるごとに知らず知らず保守的になってしまっているのではないかと感じていたのだが、彼らのやんちゃなチャレンジングスピリットを傍で感じて、「いや、自分もまだまだ」と思うようになった。

語り尽くせない感謝の思いを込めて、彼らの門出を祝いたい。

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愛して止まないゼミ第3期生の皆さんへ

皆さん、ご卒業おめでとうございます。

これまで何度も皆さんに言ってきたことですが、皆さんとは本当に深い縁を感じます。僕が皆さんからもらった勇気と元気は言葉では言い尽くせないものがあります。

皆さんに会っていなかったら、僕は多くのことを知らないままだったと思います。皆さんに会っていなかったら、僕はやる気のない怠惰で退屈な人間のままだったと思います。皆さんに会っていなかったら、僕は前に踏み出せなかったと思います。皆さんに会っていなかったら、僕は挑戦する心を忘れてしまったままだったと思います。

皆さんにこのゼミに入ってもらえて、皆さんと仲良くなれて、皆さんと多くの思い出を共有することができて、本当に本当に嬉しいです。ありがとう。そんな言葉でこの感謝の思いは伝えきれません。

皆さんと同じように、僕もまたこの4月から新しい一歩を踏み出すことになりました。皆さんと同じ時期に、こうした人生の節目を迎えることができたこと、これを縁と呼ばずして何と言えば良いのでしょう。

皆さんとのご縁は、こんな大学の卒業ごときで切れるものではないと信じます。ぜひこれからも末永いお付き合いをさせて頂ければ嬉しく思います。この2年間のゼミで過ごした日々は、これからの長いお付き合いのほんの始まりだったのだと思えるようになれれば望外の喜びです。

皆さんの大いなる前途を祝し、このブログエントリーを捧げます。ご卒業、本当におめでとうございます。

柿原正郎


Posted by MK @ 11:03 PM
Category : Teaching
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March 06, 2008
『齢を重ねるということ』

本日おかげさまで誕生日を迎えることができました。35歳です。四捨五入したら40です。冗談抜きに完全にオッサンです。いまでは体が気持ちに全然着いていきません。まあ、そういう年齢だということですか。

この歳になると誕生日と言えども、何も特別なことはない。パーティーもなければケーキもない。職場には僕の誕生日を知っている人などいないので、会ってもいつも通りの挨拶をするだけ。

それが寂しいというのではまったくなく、普段の日とまったく同じなところが逆に心地よい。

さらに、今日はとても驚いたニュースがあり、あまりお祝いという気分でもない。

今朝、久しぶりに3つ年上の姉からメールが入った。お互い忙しくて最近ではほとんど会わない姉からの誕生日祝いメールなわけだが、そのメールに書いてあったことが衝撃だった。

僕がロンドン留学していた頃、姉の職場の同僚で、ロンドン駐在していた方を紹介してもらった。僕自身はじめての海外留学で右も左も分からない状態で、姉もさすがに気にかかったらしく、ロンドンに駐在している同僚がいるから世話になったらと紹介してくれたのだ。その方はFさんというのだが、奥様と一緒にロンドン駐在されていた。

事実、僕ははじめての海外生活、はじめての留学で、いろいろと不安なこともあったのだが、そのFさんご夫妻にはとても良くして頂き、家に招いて頂いたり、レストランの食事に誘ってくれたりしてくれた。大学の寮から別のフラット(いわゆるアパート)に引っ越す際には車を貸してくれたりもした。Fさんご夫妻は僕とほぼ同年代で、僕にとって異国の地で本当にお世話になった最初の人たちだった。

そのFさんの奥様が癌で亡くなった。そう姉のメールに書いてあった。

Fさんの奥様は、とっても明るくて朗らかで素敵な人だった。あまりに素敵な人だったので、正直Fさんを羨ましく思っていた。その奥様が亡くなられたというのは、僕にとって大きなショックと驚きだった。

今日、僕もひとつ歳をとったわけだが、こうして齢を重ねるたびに健康というものの大切さが本当に身にしみて感じられる。また同時に、自分は「いま」を本当にしっかりと生きられているのかという思いを痛切に感じる。

今日、あまりに普段どおりの誕生日だったわけだが、その普段どおりの生活のなかでも、少しなにか新しいものも感じられた日だったような気がする。

そんな35回目の誕生日でした。

Fさんの奥様のご冥福をお祈り致します。

Posted by MK @ 10:32 PM
Category : Miscellaneous
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