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Thursday, June 12, 2003


映画「マトリックス・リローデッド」を早速見てきた。言わずもがな、マトリックス三部作の第二作目なわけだが、得てして中だるみしがちな第二作目として考えれば、満足のいく出来だったと僕は思った。ここでネタばれしても仕方ないので、詳しい内容には触れないが、少なくとも「スター・ウォーズ・エピソード2/クローンの攻撃」よりも僕は楽しめた。

三部作の二作目というのは、一作目を知らなければ物語の背景を理解できないという制約があると同時に、ストーリーは三作目に続くので二作目では完結しないという不完全さも併せ持つ。つまり、単体の映画作品として楽しむには、本質的な難しさがあるのだ。だからこそ、観客としては、ストーリー以外の部分で満たされない満足感を埋め合わせるしかないのだが、「スターウォーズ・エピソード2」に関しては、それが乏しかった。特に、あの行動・思考パターンが短絡的で頭の悪そうな主人公には興醒めを通り越して、軽い胸焼けさえ感じた(ちなみに、同じく三部作の第二作目である「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」は二作目としてはなかなかの完成度だったと思う)。

それに比べると、「マトリックス・リローデッド」は、ひとまずその映像の斬新さで観客(少なくとも僕)を飽きさせることはなかった。前作にも増して縦横無尽に繰り広げられる格闘アクションシーンだけでもこの映画を見る価値があると言っても良いだろう。唐突に登場する新キャラクターや奇妙なペースでしか進まないストーリーに戸惑いながらも、はやりあの最新技術を惜しみなく使ったあのコンピュータ処理映像には驚かざるを得ない。

もっと言えば、今回の第二作目は、あまりストーリーの詳細なフォローに頭を割くより、単純なアクションムービーとして見たほうが良いかもしれない。事実、この映画を見終わった後、僕はジャッキー・チェン主演の一連の香港アクション映画を見終わったような感じさえ得た。

どのみち、ストーリーの全容は三作目を見なければ分からないことなので、今回はあの斬新な映像と息を呑むような格闘アクションシーンだけで僕は十分楽しめたし、それ以上を求めてもいけないように思った。最後の第三作目も今年の10月には公開されるようなので、この「マトリックス」三部作全体の評価をするのは、その後で良いだろう。


Thursday, June 05, 2003


ルフトハンザ航空が機内でのインターネット接続サービスを世界に先駆けて来年1月からスタートさせることを発表した。無線/有線LANでのブロードバンド接続を提供するらしく、大抵のラップトップPCで問題なくネット接続できるとのこと。あの狂おしいほど退屈な時間をちょっとでも有効活用できるようになると思うと、本当にありがたい限りである。他の航空会社もぜひ同様のサービスを導入していって欲しいと思う。少なくとも僕は、海外出張の際には機内ネット接続サービスのある航空会社を積極的に選ぶようになると思う。

しかし、こうしたネット接続サービスは、飛行機よりも先に、まず新幹線などの長距離鉄道に導入されていいはずだが、いまだにJR各社は新幹線車内でのネット接続サービスを提供していない。技術的には飛行機内でブロードバンド環境を実現するより簡単なはずだが、これは一体どうしたことだろうか? まあ、JR駅構内での無線LANサービスの話もいまだに実験段階という状態だから、当然といえば当然なのかもしれないけど。JR各社さん、もうちょっと頑張ってくださいな。


© Masao Kakihara 2003
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